新登場！アキシオリーのマックス口座とは？ゴールドやスプレッドを他社と比較

アキシオリーが新しく登場させたマックス口座。

従来までの口座ではできなかった取引が可能となっているのが大きなポイントで、ハイリスクハイリターンを狙っているユーザーには期待されています。

マックス口座はスタンダード口座とは異なる部分も多数あるため、違う要素についてはしっかり把握したほうが安心です。

この記事では、アキシオリーのマックス口座について解説するほか、メリットやデメリットについても取り上げます。

アキシオリーに登場したマックス口座とは？

アキシオリーは2023年にマックス口座を新たに作りました。

現在の口座とは異なる概要に仕上がっており、少しでも利益を得たいユーザーに向けて作られている口座です。

マックス口座の概要について見ていきましょう。

レバレッジ	最大1,000倍
スプレッド	1.6pips（米ドル円）
取引手数料	なし
最低取引数量	0.01（1,000通貨）
最大注文数	1,000ロット
ロスカット基準	0％
取引できる銘柄	通貨ペア、株価指数、貴金属、エネルギー
取引プラットフォーム	MT4,cTrader

最大の特徴はアキシオリーで実現できていなかったレバレッジ1,000倍です。

現代の海外FX業者はレバレッジを引き上げる傾向が強まっており、レバレッジ1,000倍の海外FX業者は増えている傾向でした。

アキシオリーはレバレッジ面で他者に遅れていたため、マックス口座でレバレッジを引き上げる方向性を採用しました。

他にもロスカット基準0％を実現するなど、明らかにハイリスクハイリターンの取引ができるように調整されている口座と言えます。

アキシオリーのスタンダード口座・ナノスプレッド口座とマックス口座の違いは？

アキシオリーにはスタンダード・ナノ口座が用意されていますが、マックス口座とは異なる設定が採用されています。

スタンダード・ナノ口座とマックス口座のどちらを利用すればいいのか不安に感じている人もいるため、ここで3つの口座を比較してみましょう。

	スタンダード口座	マックス口座	ナノ口座
レバレッジ	最大400倍	最大1,000倍	最大400倍
スプレッド	1.3pips	1.6pips	0.6pips
取引手数料	なし	なし	なし
ロスカット基準	20％	0％	20％
取引プラットフォーム	MT4,cTrader	MT4,cTrader	MT4,cTrader
株式の取引	可能	不可能	可能
ゼロカット	あり	あり	あり

スタンダード・ナノ口座はレバレッジが400倍に設定されるのに対して、マックス口座は1,000倍まで引き上げられるため、レバレッジ面ではマックス口座が有利です。

一方でスプレッドはスタンダード・ナノ口座が有利に設定されており、とにかく低スプレッドを狙う際にはナノスプレッド口座を使っていくのがオススメです。

ロスカットの基準がマックス口座はギリギリまで利用できる設定となっているため、少しでもロスカットされないようにしたいならマックス口座がオススメです。

他にも一部の銘柄が取引できないように設定されているなど、スタンダード・ナノ口座とマックス口座には明確な違いが存在しているのは間違いありません。

マックス口座のスプレッドはどれくらい？

マックス口座はネット上の評判でスプレッドが広いと言われています。

Axiory

マックス口座
開いたけど…
スプレッド広いねぇ〜

情報ある方
おりましたら下さい#GBPAUD#リオン式

— すぅ３ (@su31040235) December 4, 2023

スプレッドが広いという評判が色々なところで出ているというのは、マックス口座のスプレッドが従来の口座に比べて広いのではないかという噂が出ているのです。

実際にスプレッドが広くなっているのか、主要銘柄について確認してみました。

米ドル円	1.6pips
ユーロ円	2.6pips
ポンド円	3.1pips
米ドルユーロ	1.9pips
豪ドル円	2.9pips
NZドル円	3.1pips

数値を見るだけでもややスプレッドが広い状況になっています。

数字だけを見てもわかりづらいため、スタンダード・ナノ口座のスプレッドと比較してみましょう。

	スタンダード口座	マックス口座	ナノ口座
米ドル円	1.3pips	1.6pips	0.6pips
ユーロ円	1.5pips	2.6pips	0.7pips
ポンド円	2.0pips	3.1pips	1.5pips
米ドルユーロ	1.3pips	1.9pips	0.3pips
豪ドル円	1.9pips	2.9pips	0.7pips
NZドル円	2.2pips	3.1pips	1.2pips

すべての銘柄を見てもスタンダード・ナノ口座が狭い数値を実現しており、マックス口座はスプレッド面で負けている状態です。

スタンダード・ナノ口座のスプレッドが狭く、マックス口座は広くなっているのは口座のシステム上の関係で発生しています。

マックス口座はレバレッジを引き上げる方向で調整しており、ハイレバレッジ取引を実現する代わりにスプレッドを広くしているのです。

低スプレッド取引を狙いたいと考えている人は、マックス口座よりもナノスプレッド口座を使った方がいいでしょう。

マックス口座のゴールドスプレッドを他社口座と比較

マックス口座はスタンダード・ナノ口座に比べてスプレッドが広いという状況が判明しました。

では、他社と比較するとどれくらいのスプレッドに設定されているのか確認してみましょう。

今回比較するのは取引量が急激に増えているゴールドです。

ゴールド取引ができる主要業者のスプレッドとマックス口座のスプレッドを比較してみます。

アキシオリー（マックス口座）	3.5pips
アキシオリー（スタンダード口座）	3.5pips
XM	1.5pips(KIWAMI極口座）
Titan FX	1.8pips
FXGT	10.0pips
iFOREX	46.0pips
Exness	1.4pips（プロ口座）

数字を見てもわかりますが、ゴールドのスプレッドは業者によって大きくばらつきがあります。

アキシオリーはスタンダード口座もマックス口座も同じスプレッドを採用していますが、スプレッドの数値としては決して広いものではありません。

他社の数値を見てもわかりますが、スプレッドの値は高いとは言い切れないのです。

ゴールドのスプレッドは10pipsを超えている業者も数多くあり、FXGTやiFOREXのようにかなりスプレッドが広がっている業者も見られます。

スプレッドが10pips未満に設定されているマックス口座は、決して数字的には広くなっていないことがわかります。

ゴールドの取引だけを考慮すれば、レバレッジ1,000倍が使えてスプレッドも狭くなっているという観点で有利です。

他社で取引するよりも、ゴールドの取引を利用するならマックス口座が狙い目です。

アキシオリーのマックス口座を利用するメリット

アキシオリーのマックス口座を利用するメリットは次の通りです。

アキシオリーが従来まで提供していた口座に比べてレバレッジが高くなっている他、ロスカット基準もかなり下げられているためトレード面では有利です。

ここからは、マックス口座のメリットを詳しく説明します。

アキシオリーではレバレッジが高い

マックス口座はアキシオリーの中ではレバレッジが最も高い数値となっています。

マックス口座	1,000倍
他のアキシオリー口座	400倍

アキシオリーはレバレッジ面ではあまり強い口座ではなかったため、レバレッジ1,000倍の口座が出てきただけでもかなりのメリットです。

400倍では物足りないと感じていた人も、レバレッジ1,000倍のマックス口座を利用すれば少額での利益を得られる可能性が高まります。

レバレッジを引き上げるという選択肢を採用したアキシオリー側の対応も素晴らしいものですが、他の口座と使いわけができるようにしているのもいいところです。

ロスカット基準が低いためギリギリまでトレードできる

マックス口座はロスカット基準が低く設定されるため、ギリギリまでトレードできる状況が作られています。

マックス口座	0％
他のアキシオリー口座	20％

一般的なアキシオリー口座も20％とロスカット基準が厳しくないものになっていますが、マックス口座はロスカットが0％に設定されています。

ロスカット基準を0％に設定している業者は海外FXでも限られている数しか用意されていません。

海外FXでもロスカット基準を0％にしている口座が少ない傾向にあるため、少しでもロスカット基準を下げたいと思っている人に向いている口座です。

ロスカット基準を下げれば次のメリットが得られます。

ロスカット基準を下げればトレードできる範囲は広がっていくことになり、トレードの資金が大幅に減ったとしてもトレードできる状況を作れます。

口座がマイナスになるまで決済される可能性はなくなりますので、証拠金を気にしてトレードする必要はありません。

ロスカット基準が下がっているのは、より大きなトレードや豪快なトレードに踏み切れるようになり、勝負しやすくなっていることを意味しています。

スキャルピングやデイトレードに最適

マックス口座はスキャルピングやデイトレードに最適です。

短期間に売買するスキャルピングにとって、レバレッジが高いのは少額でトレードして利益を得るという方法が使えます。

デイトレードもレバレッジが高くなっていることは大きなメリットであり、トレードする際の資金を抑えながら1日のトレードを続けられるようになります。

長期的なトレードという観点ではマックス口座は向いていないかもしれませんが、短期的なトレードを検討している人には利用しやすい口座となっているのは確かです。

素早く利益を得たいと思っている人は、スキャルピングやデイトレードを中心としたトレードで利益を得ていくのもおすすめです。

アキシオリーのマックス口座を利用するデメリット

マックス口座にはメリットもありますがデメリットもあります。

スプレッドが少し広いという弱点がありますので、スプレッド面での状況はしっかり見ておかなければなりません。

また、レバレッジが高くなっているのは確かですが、レバレッジ制限を受けるルールがありますので注意して行動してください。

ここからは、マックス口座のデメリットを詳しく説明します。

スプレッドが広い

先ほども説明しましたが、マックス口座はスプレッドが広くなっています。

	マックス口座	スタンダード口座	ナノ口座
米ドル円	1.6pips	1.3pips	0.6pips
米ドルユーロ	1.9pips	1.3pips	0.3pips

全体的にスプレッドは数字が高く設定されている状況になっていますので、スタンダード口座を取引する場合に比べてお金を取られてしまうデメリットがあります。

海外FXでもスプレッドの数値について多くの業者が気にするようになっているため、若干ですが縮小傾向で進んでいるのは間違いありません。

しかし、マックス口座はスプレッドが広く、多くのユーザーから指摘される問題でもあるのです。

AXIORYのマックス口座スプレッドが広すぎるからこれはキャッシュバック登録してからのトレードが必須だ。

✅タリタリhttps://t.co/6lf5IfzHYm pic.twitter.com/oQ4o7e4Ajr

— EBISU（えびす）@海外FX大好き (@EBISU2021) January 17, 2024

スプレッドの数値は変動しているため、場合によっては3.0pipsを超えるような状況も起こりやすくなってしまいます。

広がってしまうスプレッドに手を焼きやすいのがマックス口座のデメリットと言えます。

レバレッジ制限がかかる

マックス口座はレバレッジ1,000倍でトレードできる状況を作っていますが、レバレッジ制限がかかってしまう場合もあります。

保有している口座資金が一定値を超えてしまうと、レバレッジ制限の対象となってしまうのです。

50万円以下	1,000倍
50万円超150万円以下	400倍
150万円超290万円以下	300倍
290万円超430万円以下	200倍
430万円超740万円以下	100倍
740万円超	50倍

保有している資金が多くなるとレバレッジ制限の対象となり、1,000倍でのトレードができなくなってしまいます。

レバレッジを引き上げたいと思っている場合は、保有している資金を50万円以下に設定しておき、大量に資金を得た場合は出金するなどの対応が必要です。

他にも取引銘柄によってレバレッジ制限が発生するものもあり、最大のレバレッジ1,000倍が適用できる銘柄も制限される傾向にあります。

トレードできるレバレッジの数値をしっかり把握しておかないと、思っていたようなトレードができなくなってしまう点に注意してください。

株式CFDは取引対象外

マックス口座では株式CFDが取引対象外となっています。

マックス口座では株式CFDが取引から外されており、株式CFDのトレードを希望しているユーザーについてはスタンダード口座でトレードをするのがいいでしょう。

トレードできる銘柄が少なくなってしまうのはデメリットと言える部分で、株式のトレードをしたい場合にマックス口座が使えなくなってしまいます。

どうしてもマックス口座を利用する場合は、株式以外の銘柄を利用してトレードするしかありません。

まとめ

アキシオリーが誕生させたマックス口座は、これまでアキシオリーのデメリットとされていたレバレッジの弱さを克服し、よりハイレバレッジを狙えるように作られました。

トレード時に得られる利益を少額で増やせるメリットを持っている点を考えると、マックス口座を使ってトレードするのはいいところです。

しかし、デメリットもいくつか存在している点をしっかり考えておかないと、トレードする際に失敗する可能性があるため注意してください。